Galaxy S27シリーズのExynos搭載モデルについて、気になる報道が出てきました。韓国メディアのThe Elecによると、Galaxy S27とS27+に搭載されるExynos 2700には、新しい5Gモデム「M2700」が組み合わされるとのこと。このモデムは現行モデルより電力効率が改善され、通信速度も向上していると伝えられています。
製造プロセスは4nmのまま、それでも効率アップ
M2700は、Galaxy S26シリーズに搭載されている「Shannon 5410」と同じ4nmプロセスで製造されると報じられています。プロセスは据え置きですが、「オプティカルシュリンク」と呼ばれる手法で回路を縮小しており、チップサイズは約4%小さくなるそうです。
プロセスを変えずに小型化と効率化を両立させるのは、コストや歩留まりを抑えながら性能を引き上げる現実的なアプローチといえます。チップが小さくなれば、端末内部のスペースにわずかながら余裕が生まれる点もメリットです。
3GPP Release 18に対応、衛星通信も強化
規格面でも進化があります。M2700は通信規格「3GPP Release 18」に対応するとされており、Release 17対応だったGalaxy S26シリーズから一歩前進します。あわせて、衛星を使った通信(NTN:非地上系ネットワーク)の機能もアップグレードされる見込みです。
Samsungは2024年に発表したExynos Modem 5400で双方向の衛星通信に対応しており、M2700ではその流れをさらに強化する形になりそうです。

「Shannon」の名前は終了、新たに「Mシリーズ」へ
もうひとつ注目したいのがネーミングの変更です。Samsungはモデムのブランド名をこれまでの「Shannon」から「Mシリーズ」に切り替えると報じられています。M2700という名前は、組み合わされるExynos 2700とそろえた形で、どのSoCとセットなのかがひと目でわかるようになります。
社内テストでは高評価
報道によると、Samsungのスマートフォン事業を担うMX(Mobile Experience)部門は、M2700の社内テストで非常に良好な結果を確認したとのこと。製品化に向けて手応えを得ている様子がうかがえます。
2028年のGalaxy S28では2nmの「M2800」も
さらに先の話として、Galaxy S28シリーズ向けのExynos 2800には「M2800」モデムが用意されていると伝えられています。こちらはSamsung Foundryの2nmプロセスで製造され、2028年の登場が見込まれています。プロセスの微細化によって、さらなる省電力化が期待できそうです。
Exynosの弱点だった「モデムの電池消費」は改善されるか
Exynosのモデムは、これまでMediaTekやSnapdragonのモデムと比べて電力効率で劣ると言われてきました。特にWi-Fiのない屋外でモバイル通信を使い続けると、電池の減りが早いと感じたユーザーもいるかもしれません。
M2700、そしてM2800で省電力化が進めば、外出先でのバッテリー持ちが目に見えて改善される可能性があります。Galaxy S27でExynos版が選ばれる地域では、チップ性能だけでなく通信まわりの効率にも注目したいところです。
なお、今回の情報はあくまで報道ベースのもので、Samsungから正式な発表はありません。続報が入り次第お伝えします。
出典:SamMobile
画像:Samsung Semiconductor




コメント
No comments yet