2027年初めに登場するとみられるGalaxy S27シリーズについて、気になる情報が出てきました。中国の認証機関MIIT(工業情報化部)に登録された情報から、「Galaxy S27+」がUWBに対応しない可能性が浮上しています。
UWBはGalaxy S21+以降のPlusモデルに搭載され続けてきた機能です。もし本当になくなるなら、Plusモデルとしては初めてのことになります。
そもそもUWBって何?
UWB(ウルトラワイドバンド、超広帯域無線)は、近くにある機器との距離や方向を、数センチ単位の高い精度で測れる無線技術です。Bluetoothでも「だいたい近くにある」ことはわかりますが、UWBなら「右に2メートル先にある」といったレベルまで正確にわかります。
身近な例では、次のような使い方があります。
- 紛失防止タグを探す:SamsungのSmartTagシリーズ(iPhoneならAirTag)で、なくした物の場所を矢印と距離で正確に案内してくれる
- スマホを車のカギとして使う:対応する車なら、近づくだけでドアのロックを解除できる
- データのやり取り:スマホを相手に向けるだけで、送り先を見つけやすくなる
普段は意識しにくい機能ですが、「鍵や財布をよくなくす」という人には便利な機能です。
S27シリーズ4機種のUWB対応状況
Galaxy S27シリーズは、次の4機種で展開されると予想されています。MIITの登録情報によると、UWBへの対応は次のように分かれるようです。
モデル | UWB |
|---|---|
Galaxy S27 | 非対応(これまでの無印モデルも非対応) |
Galaxy S27+ | 非対応(今回なくなる可能性) |
Galaxy S27 Pro | 対応 |
Galaxy S27 Ultra | 対応 |
無印のGalaxy Sシリーズは、もともとUWBに対応していませんでした。今回の情報で注目されているのは、これまで対応していたS27+から機能がなくなるかもしれない、という点です。
UWBがないと何が困る?
S27+がUWBに対応しない場合、最新のSmartTag 3などで、物の場所を矢印と距離で正確に探す機能は使えなくなります。代わりにBluetooth 6.0を使った位置の測定になりますが、UWBと比べると精度はかなり落ちるとされています。
なぜUWBを外すのか
理由について、Samsungからの説明はありません。海外メディアのGSMArenaは、Samsungの製品戦略が変わってきたことの表れではないかと見ています。
S27シリーズでは、新たに「Pro」モデルが加わるとみられています。高価な機能はProやUltraに集め、S27+は「画面の大きい、手ごろなモデル」として位置づける。そんな狙いがあるのかもしれません。
ただし、今回の情報は認証データをもとにしたものです。登録情報の間違いという可能性もあり、正式な仕様はまだわかりません。
まとめ
UWBは目立たない機能ですが、SmartTagを使っている人や、スマホを車のカギとして使いたい人にとっては大事なポイントです。Galaxy S27シリーズを購入する予定なら、UWBが必要かどうかも機種選びの基準になりそうです。
正式な発表に向けて、続報を待ちましょう。
出典:GSMArena




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